今回はネコの音入れ、猫砂の話。
相変わらずの長文。
それでも収まらず、シリーズになる、らしい。
さて、第1回。
猫砂の検討を始めるには、理由がある。
サラの輸液は週4回で、1回250ml。
体重の1割以上という、超大量。
入れる量が多ければ、出す量も当然多い。
この大量の尿が、問題。
これまでの音入れは
固まらない砂(大玉シリカゲル球)+ペットシートの、
いわゆるシステムトイレ。
しかし、サラの出す量が多すぎるため、
ペットシートの取り換えが遅れると、シートに吸収しきれなくなり
受け皿(シートのトレイ)がプールになったり。
また、猫砂の乾燥が間に合わず湿った状態のままだったり、
などというあまり褒められない事例が発生。
それならいっそのこと、砂をザクザク掻く快感の復活も合わせて、
固まる砂用のリッターパンに戻すことを検討しようと考えた。
システムトイレ以前に使っていたリッターパンを再使用するのはOKとして。
さて、猫砂をどうするか。
猫砂ジプシーの始まりである。
最初に試したのは紙砂。
最近は 「しっかり固まる」 などと謳う紙砂見かけるので
試してみたくなった。
とにかく、サラの多量の尿に対応しなくてはいけないので
人用音入れに流せるより、固まる能力を重視して、
チョイスしたのは、これ。

イメージいいよね、綺麗だし。
でも、結果から言うと、NG。
紙砂にコーティングされた樹脂が水分で
周囲の紙砂にくっつくのは、以前からと同じメカニズム。
しかし、尿を吸った樹脂が濡れたまま。
ちいさいちっこ玉なら、周りの乾燥した砂が適度にくっつくのだろうが、
大量の尿となると、音入れの表面のそれなりの面積がべちょっとしたまま。
この嫌な感じの表面は、当然短足ズも嫌がる。
紙砂にコーティングされた樹脂が水分でくっつく
この紙砂の基本構造が原因なので、
サラには紙砂は使えんな、と判断。
※ 普通の量の尿なら、たぶん問題なくちっこ玉に処理できると思われる。
今回はあくまで、サラの大量の尿という条件での話。おから、木も大量の尿を処理できるかと考えると心もとない。
以前から吸水力には疑問符がついていたし、
固まる能力の改善にベントナイトを混ぜるなどしているくらい。
それなら、ベントナイトの鉱物系の猫砂に
最初からターゲットを絞る方がよかろう。
というわけで、次回は鉱物系猫砂の検討の話。
検討、なんてほど立派なことはしてないけど。
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テーマ :猫のいる生活
ジャンル :ペット