今回は、猫砂の話。
いつも通り長くなるので、先に問題と結論を。
問題:ベントナイト系の砂が粘土と化す。
結論:今使ってるベントナイト系の大粒の砂の下に、
ほぼ粉状のベントナイト系の砂を敷いて粘土化阻止。
では、本文。
りんが大きい粗相をしだして、
それで猫砂をシリカゲル系からベントナイト系に替えて、
音入れの配置も変えて、
現状はそれで粗相も解決。
が、ベントナイト系に変えて困ったことも。
音入れの壁際で尿を吸って粘土と化すのである。
理由の1つは、使ってる猫砂が大粒であること。
飛び散りが少なく、掃除は楽なのだが、
大粒なのでパッキング(詰り具合)が緩く隙間があり、
単位体積当たりの吸収できる水分量が減っているのだ。
もう1つは、りんもみうも音入れの短辺側の壁際に向かってすること。
仮に壁がなく
その向こうにも砂があれば吸収しきれたかもしれないが、
壁のために砂がなく、尿も壁の手前に戻ってくる。
なので、単位体積当たりの吸収すべき水分量が増える。
というわけで、今の砂では音入れの壁際にされると、
尿を吸収しても固まり切れず、
粘土と化してしまう確率が高いのである。
今回はこの問題を検討した。
先ほどの考察通りなら、砂の吸水量を増やすか、
パッキングを密にすれば改善するはずである。
手元に、ベントナイトに替える前に使っていたシリカゲル系の
『シャトルリサイクル』 が残っていたので、
今使ってるベントナイト系の
『あまえんぼ においを吸収する猫砂』 に混ぜてみたところ、
そこそこ効果がありそうという結果となった。
『シャトルリサイクル』は直径数mmの球形であり、
パッキングを密にする効果はあまり期待できない。
おそらく、シリカゲル系の砂の吸水量が
ベントナイト系より上回ったのだろう。
この結果に気を良くして、路線継続。
パッキングの改善には砂粒を小さくすればよい。
そこで、今使ってる大粒の砂より小粒のベントナイト系
『あまえんぼ 固まる猫砂』 と
『コンパクトサンドDX』 の2種類を試すことに。
※ DXはデラックスの略だが、こういうネーミングに昭和臭がそこはかとなく漂ってるな~
左下の丸いのが 『固まる猫砂』、
中央の円柱型が今までの大粒 『においを~』、
右下の粉っぽいのが 『コンパクト』 である。
『固まる猫砂』 は砂場の砂よりちょっと大きめの小粒。
『コンパクト』 は砂というより、ちょっと粗目の粉である。
小粒『固まる猫砂』または粉『コンパクト』を
大粒『においを~』に混ぜてみたところ、
粉『コンパクト』は粘土化阻止に効果あった。
小粒『固まる猫砂』は効果あるが、
粉『コンパクト』の方が粘土化阻止には優秀。
大粒の砂の隙間を粉が埋めてパッキングを密になり、
考察通り吸水量が増し、
がっちり固めることができるようになったと考えられる。
※ 『コンパクトDX』のコンパクトは、ちっこ玉が小さいことに由来するそうだ。
粉に近くパッキングが密なためであろう。
よって、『コンパクト』を大粒『においを~』混ぜることにした。
と、これまで、「混ぜる」と書いてきたが、
実際は文字通り「混ぜて」は使っていない。
粉『コンパクト』を敷いてから、
上を大粒『においを~』で覆っている。
粘土化阻止に効果があるなら単独で使えば、と思うのが自然であろう。
だが、粉状の『コンパクト』は、
床に散らばると掃除がめっちゃ大変である。
砂掛けで外に激しく飛ばされたら目も当てられない。
しかし幸いにも、うちの短足ズは
音入れの外にまで砂を飛ばすほど激しく砂かけはしないのだ。
みうは比較的丁寧に砂掛けをするし、
りんはほとんどエアー砂掛け。
なので、粉『コンパクト』を敷いてから、
上を大粒『においを~』で覆えば、
粉『コンパクト』の飛び散りはほぼ防げる。
粉『コンパクト』は細かすぎて、にくきうに挟まって運ばれる、
なんてこともないので、
大粒『においを~』をあんよから落とすための
ラグを音入れ前に敷いておけば、掃除の手間は相当省ける。
これが粉『コンパクト』を単独で使わずに、
大粒『においを~』の上に粉『コンパクト』を敷く理由である。
以上で、うちの粘土化対策は取り敢えず終了。
今のところ快適な音入れ掃除ライフを満喫できている。
心配する点として、『コンパクト』は吸水すると芳香を発する
と説明書きにあること。
正直、私の鼻ではさっぱりわからない。
短足ズも今のところは気にしていないようだ。
大粒『においを~』が本当に芳香を吸収してるのかもしれない。
しかし、いつ何時 「匂いが嫌」 と言い出すかもしれない。
他に粉状の砂があればいいのだが、
私が探した限りでは、
あとは 『エバークリーン』 しか見つけられなかった。
しかも、芳香か微香のみ。
無香はないのか。
ま、あっても『エバークリーン』はお値段が、ね。
なんで芳香とか余計なことをするかなぁ。
してもいいけど、
香り付け無し、っていう選択肢は用意してほしいな~。
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