考える時間だけは山ほどあるが、
やることも山積みになっていてる今日この頃。
でも、ぐ~たらは体を動かさないので
ただただ取り留めない思考を無駄生産するのである。
最近の心懸かりと言えば、新型コロナウィルス(SARS2)。
ネコさんに感染? などという話もあるので
最近の話を元に愚考してみた。
あくまで専門性もない素人おじさんの推察であり、
発症が疑われるなら即病院へ。
で、行きついたところは、
・ 猫→人感染は、今のところ問題になっていないようだ。
人→猫感染もグレーかな?
みう 「こっからさきは だぶんなのでぇ」
「よまないほうがいいですぅ」
りん 「そうじゃないみゃん」
「よむとずつうとか がいをこうむるみゃん」
一番恐いのは猫→人感染である。
猫に限らず、移動する動物から人への感染が起こるなら、
今の人の移動制限など役立たずになるからだ。
おそらく世界中の研究機関が注意してるであろう。
が、そういう報道は幸い私には見つけられず。
よって、現状はそこまで心配しなくてもいいか、な。
では、猫はSARS2に感染・発症するか?
これもネコさんと同居していれば問題である。
初めにベルギーの話を聞いたときは、
・蝙蝠?→人感染株へのウィルス変異から
人→猫感染株への変異が短期間すぎないか?
・人では肺炎、猫では腸炎、って不自然じゃないか?
などと思ったのだが。
しかし、今回のSARS2ウィルスがSARSウィルスと同様
ACE2変換酵素は人の種々の体細胞にあるので、
体のあちこちで感染が起こりうる、らしい。
と言ってもACE2変換酵素の数密度には体内で差があるので、
実際には感染経路に近く感染しやすい細胞に感染・増殖するのだろう。
それが人では呼吸器系で、肺炎を発症するのか。
体内でウィルスが猛烈に増殖すると、
他の場所での感染が起こり、腸炎とかも発症するんだろうか。
ACE2変換酵素は、似たような構造のものを哺乳類はもっているので、
ウィルスのちょっとした変異で感染できるようになったりするのかも。
以前は今回のSARS2ウィルスも普通のウィルスのような、
感染する相手を特異的に選択すると思ってたのだが。
こういう質の悪いウィルスだったとは。
※ SARSの類縁でSARS2と呼ばれてるとは知らんかったなぁ
猫への感染も、もしかしたらありうるのかもしれないな。
動物感染を調べた
中国の論文については、解説記事を見つけた。
記事では2本の論文が挙げられており、
冒頭で少し触れている論文の方は、
高度に汚染された環境の模擬で、感染の可能性を調べたものらしい。
で、猫も現実離れした酷い環境なら感染するかも、とか。
本文では武漢で流行前と流行後の猫の感染状況を調べたら
流行前は感染しておらず、流行後は感染した猫がいた、というもの。
感染者(人)と同居してると感染が酷い(抗体量が多い?)という話もあり、
真実なら、SARS2ウィルスが猫に感染するどころか、
人→猫感染するかもという恐い話。
まぁ、追随する調査の話が出てないので、
今のところはグレーかな?
本文の方の論文でウィルス感染の検査は、
抗原抗体反応は抗体の有無を調べるので、
過去に感染して抗体を持っている検体にも反応するし、
似たような抗体にも反応する場合があるし(交差反応)。
とは思う。
※特異度:ウイルスに感染していない検体が、検査で陰性になる割合
感度:ウイルス感染している検体が、検査で陽性になる割合
とまぁ、こんな感じで
当初の胡散臭さよりかは、
次報を待とうか、
という気になったところ。
世間と大体同じスタンスかな。
ちなみに、犬も感染の報があったが、
犬は感染しにくい、なんて論文がサイエンスに載ったそうで。
猫より状況は混迷してる?
うん、やっぱり混迷しとるな。
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