※注意:今回も長文。
要は短足ズの関節の負担減を目的にケージにステップを付けた、
現在はちゃんと使ってくれている、という話。
あとは写真と動画をちょいと見ていただければ幸い。
さて、今回は昨年のクリスマスプレゼント(みうと共用)と
りんの3歳の誕生日プレゼントを兼ねた
豪華プレゼント(笑)の話。
プレゼントなんだけど、真面目なんだぞ、と。
短足マンチカンの短足は、
骨や軟骨の形成不全に由来する、と聞く。
それが必ずしも重大な障害に直結するわけではないだろうが、
ケアできるところはケアしたいと考えている。
日常生活で骨や軟骨に影響がありそうな状況と言えば、
飛び降りるときの、どすん。
背骨と四肢に相当な衝撃・荷重が掛かっていると思われる。
そこで、飛び降り時の衝撃軽減のため
ケージに踊り場を設置することにした。
今までは棚板から床や下の棚板に直接1回で飛び降りていたが、
踊り場を経由して2回で飛び降りるようにして、
1回の飛び降りでの衝撃を軽減しよう、という考え。
※ 飛び降り自体は防止できない。
体重が減れば衝撃も小さくなるが、現在適正体重キープ中で痩せるのは問題。
ネコさんが飛び降りてくるとなると、
踊り場には体重の数倍の荷重が掛かる。
※ 人が階段を上り下りするだけで、文献にもよるが、膝には体重の3~8倍の荷重が掛かると言う。
手作りでそれほどの耐荷重を確保できるか思案していたが、
便利な市販品があることが判明。
ペピイのケージ用ステップ。
※ 商品HPから無断借用(楽天のHPは → こちら)
このステップを棚板と床、及び上の棚板と下の棚板の間に設置して、
ステップ経由で降りてもらえるようにすればよいではないか。
ステップのサイズはロングとショートで迷ったが、
今回はショートの3枚組を昨年末に購入。
3枚組の2枚を、3段ケージに設置し、
残りの1枚は2段ケージに設置。
ショートのステップは、りんが上にちょこんと乗れる程度の大きさ。
(幅35cm×奥行18cm)
大型のネコさんならロングでないとつらいかな?
取付できるかは、ケージの大きさと要相談。
しかし、平板の金具でケージの桟を挟むだけという
こんな固定方法で耐荷重を満足できるなら、自作できたなぁ。
※ 金属板で桟を挟むだけでよかったのかぁ。
ケージ内側の方の平板金具に円筒が溶接してあり、
その円筒にステップを差し込んで取り付けるようになっている。
L字金具でステップを下から支える構造では、
繰り返しの衝撃でL字金具が曲がってしまうものと思われる。
棚の取り付け金具にこういう円筒のがあるので流用できるだろう。
取り付け時に悩んだのは、ステップの方向。
ステップの長い辺を棚板に向けるか(□__)、短い辺を向けるか(□|)。
(□が棚板、__と|がステップ)
長い辺を棚板に向けた方が(□__)、
棚板からステップへ飛び降りるときに奥に長くなるので、
飛び降りやすくなるかな、と考えたのだ。
でも、結果だけ言うと、
慣れてしまえばステップの取付方向はあまり関係なさそうだ。
慣れるまでに差があったかもしれないが。
そう、慣れるまで。
慣れるまでは全然使ってくれない。
上り下りをスムーズにできるようになるまで、
1~2週間ぐらいかかったか。
さらに、撮影が困難。
カメラの準備が間に合わないのだ。
※ そのため、記事にするのが遅れたのだ。
棚板から降りる音を聞いて、カメラを構えて、失敗して。
そんなことを繰り返して、
ようやく撮れたのが、こちら。
最初、ステップでこちらの撮影準備ができるのを
待っててくれたのかな?
で、御覧の通り何の問題もなくステップを使って降りている。
撮影できてないけど、りんもちゃんと使ってる。
大成功。
※ うちの場合、飛び降りるのはケージの棚板からが多いように思う。
これまでは段ボール爪とぎ板を斜めに掛けてスロープとしていたのだが、
登りには使っても、降りるのには使わずに飛び降りることが多い。
ネコさんは木から降りるのが苦手、というのと同じで、
斜度の大きいスロープの下りは苦手なようだ。
スロープは上を歩くだけなので、体重+αの耐荷重があればよいのだが、
ステップへ飛び降りるとなると、体重の数倍の耐荷重が必要と思われる。
(傾いてればスロープ、水平ならステップ、と勝手に分類)
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