仲良し製造方法 その2
タイトル通り、まさかの2回連続。
間を空けると、過去記事を忘れられる可能性が高いので、
短期に集中した方が良いかな、ということで。
(1回目は → こちら)
ちなみに、あくまで一般論。
こういう話だとどうしても身近なネコさんに当てはめてみたり、
必ずいるけど一般的と言われる性質から外れてる子に注目したり。
そこに論点を当ててしまうと
「ケースバイケースだね」 という結論になってしまうので、
今回の話では、泣く泣く話の目的にはしない。
ご了承を。
こういう話だとどうしても身近なネコさんに当てはめてみたり、
必ずいるけど一般的と言われる性質から外れてる子に注目したり。
そこに論点を当ててしまうと
「ケースバイケースだね」 という結論になってしまうので、
今回の話では、泣く泣く話の目的にはしない。
ご了承を。
今回は、猫同士を「威嚇しない、無視できる」関係にするため、
猫の島みたいな高い猫密度を実現できるか、という点を
巷にあふれる情報と乏しい猫経験から愚考してみる。
りん 「りんのなわばりに はいっていいのは」
「みーうーだけだみゃん」
「みーうーだけだみゃん」
りんとみう。
2人しかいなんだから、
「全員OK」と言い換えてもいいな。
縄張りは食料、安全(と繁殖)のためのものなので、
それらを如何に確保して、たとえ妥協の産物であっても、
「相手に出会っても大丈夫」と思ってもらえるかが、
高猫密度生活の鍵である。
※ 雄同士だと、繁殖のため怪我の危険性を省みずに喧嘩することがある。
遺伝子とホルモンに支配された行動なので、去勢するのが一番である。
今後、繁殖に関する問題は、去勢・避妊をすることで避けられると仮定する。
遺伝子とホルモンに支配された行動なので、去勢するのが一番である。
今後、繁殖に関する問題は、去勢・避妊をすることで避けられると仮定する。
猫は争いを好まない。
怪我をすると狩りや自身の生命に影響するからか。
怪我の可能性が高いようなら、逃げるが勝ちなのが猫。
広い場所なら逃げ切ることも可能だろうが、
猫の島のような広い場所で高い猫密度というのは現実的ではない。
「猫の数は少ないが狭い生活空間」で高い猫密度実現する場合、
逃げ切ることは相当難しい。
そして逃げ場がなくなれば、
安全確保のために戦うしかなくなる。
逆に、逃げ込めれば何とかなる場所があれば、
迷わずそこに逃げ込んで安全を確保する。
みう 「ふたりだけですけどぉ ねこみつどはたかいですぅ」
その安全な逃げ場所であるが、
猫の世界では上にいる方が有利とされているので、
高い場所で、1人しか乗れないほど狭い場所が良いだろう。
先に逃げ込んでしまえば、相手は下から攻めるしかないので、
物理的にも精神的も優位に立てる。
こういう場所を猫の数かそれ以上用意すれば、
各猫に逃げ場所が確保できる。
具体的にはどんな場所がいいだろうか。
おうちの中なら、
ネコタワーの一番上の小さいカップとか、
キャットウォークの一番上の小さな棚板がいいかな。
上へ上る経路が1つしかなく、
上から撃退しやすいのもポイント高し。
みう 「ケージのてんじょうにつったハンモックもさいこうですぅ」
※ 高い場所でも、例えば押し入れの最上段のような広い場所だと、
相手も乗ってしまえば同じ高さになってしまう。
これでは高い場所の優位性はないので、さらに逃げるか戦うしかなくなる。
これでは高い場所の優位性はないので、さらに逃げるか戦うしかなくなる。
仮に撃退ができれば、相手への恐怖心も薄れるだろうし、
なにより行動に「撃退する」が追加できる。
反射的に逃げないのは、相手の観察、理解への第一歩になるかもしれない。
撃退された相手も、撃退される可能性があると理解すれば、
最初からちょっかいを掛けることも少なくなるだろう。
つまり、出会ったときに
「威嚇しない、無視できる」関係への第一歩になるかもしれない。
今回はここまで。
ネコタワーの一番上の小さいカップとか、
キャットウォークの一番上の小さな棚板とか、
そんなような高くて狭い逃げ場所を用意する、なんていうのは、
先住のおうちネコさんのところへ新人さんを迎える処方箋によく見る方法。
ま、考えてみたらちゃんと筋道の通った対処法だった、ということ。
とにかく、近くで暮らさないとね。
こんな感じで、
特別目新しい方法が出てくる可能性は非常に低いこの話。
次回はいつか? 次回はあるのか?
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