大がかりな仕掛けを用いた奇術は
イリュージョンなんて呼び方で浸透してる。
子供の頃の舞台手品でメインを務めたネタに
剣の箱や人体切断があったと覚えているが、
あれらも、今風に言うならイリュージョンなんだろうな。
※ 箱に入った人間を箱ごと複数の剣で串刺しにする「剣の箱」。
この演目、通称というのはないらしく、
「串刺しイリュージョン」なんて呼ばれてもいるそうだ。
センス無し? 大笑い。
そうそう、人体切断の舞台初演が1921/1/27で、
去年(2021年)が舞台初演100周年だったんだそうだ。
歴史だな~
私が覚えている人体切断の手順は、以下の通り。
まず、助手を1人、箱に入れる。
箱に入ってることがわかるように、
頭と足を箱の外に出しておく。
こんな感じなんだけど、
箱に入ったりんの画像が用意できなかったので
代わりに赤い四角を描いておいた。
箱に赤い布が掛けてあるとでも思っていただけるとうれしい。
続いて、仕掛けがないと説明するため、
箱の一部を開けたりする。
で、箱を閉じた後、薄い金属板や電動のこぎりなんかで箱ごと切断。
その後、切断した箱を別々に動かしたりする。
一方の箱からは助手の頭、
もう一方からは足が生えているように見えるのだ。
※ 切断面を見せる場合は、必ず金属板などで切断するようにして、
決してスプラッターな切断面は見せない。
最後に、箱の切断面を合わせて、箱を開けると、
無事な助手が元気に立ち上がって、拍手喝采。
基本的な仕掛けは皆さんご存じだろうから、省略。
※ この記事を書くにあたって久しぶりに動画を見たが、
アップされてるようなものは、基本のネタを知ってるつもりでも、
やっぱりきちんと切断されてるように見える。
さすが、奇術師、イリュージョニスト。
さて、ここからネコさんブログ。
1枚目、あるいは2枚目の画像。
見れば見るほど、不自然。
胸の向きとお腹の向きが全然違う。
上半身と下半身が繋がってるとすると、
隠れてる接合部分がニョロっと長い。
そんな不自然な体を想像するより、
すでに体が切断されて、
別々の向きで箱に入っていると考えた方が自然。
赤い四角で隠すだけで、
それほど違和感ありありの画像になる。
ネコさんと同居されてる方ならおわかりだろうが、
ご覧の通り、タネも仕掛けもございません。
※ この口上、最近も使うのだろうか?
隠さなくっても、どうなってるのか今一つわからない。
ネコさんって天性のイリュージョニストだよなぁ。
りん 「りんはみわくのイリュージョニストみゃん」
あ~、う~ん。
魅惑っていうか、驚愕の方がしっくりこないか?
同居した最初の頃は、絶対折れてると思って驚いた。
この「人体切断」の他にも、
・いたはずの部屋からいつの間にかいなくなる「脱出」
・いきなり足元に現れる「瞬間移動」
・お腹(胃)の中をいつでも空にできる「物質転送」
・傍にいる人間を意のままに操る「催眠術」
等々。
ネコさんイリュージョンの演目は豊富である。
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