今年も始まったりんの嘔吐を、先日ご報告。
で、今のところは、
● 嘔吐する日もあるが、嘔吐しない日もある、という程度。
● 体重は2.5kg前後をキープ。
昨年、一昨年の騒動のときより、だいぶ改善していると思う。
以下、詳細
▽ 体重推移
こんな感じ。
以前の騒動のときは2.2kg台まで減少していたが、
今回は2.5kg前後をキープ。
このままでいけますように。
▽ ごはん(カリカリ)の給餌方法
一遍にたくさん食べると吐くので、
朝晩の分を各6回に小分けしている。
今回の嘔吐騒動の最初からしばらくは、
3g×6回を1セットとして、朝晩1セットずつ。
1回1回の間隔は約30分。
1セット=
1回目 3g → (30分) →
2回目 3g → (30分) →
それを最近は、1セットの最初の2回を1.5g、残りを4gずつ。
1g多くなるが、食べ切らないことも多いので気にしない。
さらに、最後の6回目を5回目から2時間程度開けて、
間食に近い感じにした。
この対処方法は今回が初。
1セット=
1回目 1.5g → (30分) →
2回目 1.5g → (30分) →
カリカリは以下の3種類を、食いつきをみつつ混ぜごはん。
ナチュラルチョイスの穀物フリー
ロイカナの腎臓早期サポート
サイエンスダイエットシニア7歳以上チキン
そして、全量を粉砕。
ただ、粉砕カリカリは食べにくそうだ。
▽ 投薬
制吐剤(ボミットバスター錠)を
朝の6セット目に1錠と夜の6セット目に1と1/2錠で最大用量。
※ ボミットバスター錠の用法用量は、1日1~2回、
1回は2.5kgのりんなら最大6.25mg=1と1/4錠なので、1日最大2と1/2錠。
1/4錠を綺麗に割れないので、上記のように1回1錠+1回1と1/2錠=1日2と1/2錠で最大量。
でも、1回の用量は1と1/2錠がちょっとオーバー。
▽ 嘔吐の状況
今は、嘔吐する日もあれば、しない日もある、という感じ。
今年の嘔吐騒動は、嘔吐に以下の特徴がはっきり見て取れる。
● 未明から朝ごはん直前までに胃液を嘔吐することがある。
● ごはんのセットの各回の間に嘔吐する時は、
1回目と2回目の間、または2回目と3回目の間、
つまりセットの前半、早い段階が多い。
● えずいてから収まるまでを1回の嘔吐とすると、
嘔吐は1日1回。
▽ 考察
今回初めて採用した給餌方法での対応についての考察は、
以下の通り。
胃液の嘔吐は空腹からだろう。
人だと、胃の中が空になると、
胃が動いたり、胃液の分泌を活発化させたりして
空腹を知らせてくれるが、
ネコさんも同じとすると、このせいで胃炎が刺激されると思われる。
制酸剤で胃酸を抑えるなら、食間の投薬が良いそうだが、
未明の嘔吐に対応しようとすると真夜中の投薬になる。
それより、夜遅い間食で空腹感をまぎらわす方がいいか。
ということで、セットの最後の6回目を間食っぽい時間に変更。
一緒に制吐剤の時間も変更。
この変更のおかげかどうかはわからないが、
最近、胃液の嘔吐は見られていない。
食事の途中でカリカリを嘔吐する場合、
早い段階が多い。
また、今回のりんの嘔吐は、1回吐いたら後は吐かない。
吐いた直後でも普通に食べることも多い。
炎症部位への刺激で吐いているなら、
もしかすると、刺激に慣れるのかもしれない。
刺激自体は回避できないだろうから、
最初は小さい刺激で慣らせないか、などと考えた。
※ 例えば筋肉痛なら、最初にゆっくり優しく動かすと、慣れて後は多少は楽に動かせる。
そこで、セットの1回目と2回目のカリカリの量を減らしてみた。
吐いて無駄になる量も減らせるので、
体重維持にも一役買ってくれないだろうか、
などという虫のいいことも考えてのこと。
現状は、残念ながら嘔吐を止めるまではできていない。
印象的にはカリカリの嘔吐も減った気がするのだが。
とりあえず、この給餌方法の対応は継続している。
昨年、一昨年と春には嘔吐は止まったので
その後はカリカリの粉砕は止めていたのだが、
こう毎年続くと、実は慢性胃炎で、
嘔吐という症状が出るのが、きっかけは不明だが、秋
ということなのかも。
これまで頂いたコメに、
『消化に良いものを食べて不調が治った』
というのがあったので、
今回は嘔吐が止まっても
カリカリの粉砕は続けてみようと考えている。
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