サラの状況報告 その62
今回は、猫砂ジプシー第5回。
(第1回の紙砂は → べちゃべちゃでNGだった)
(第2回の鉱物系は → 飛び散らニャいけどくちゃかった)
(第3回の鉱物系は → 消臭剤大活躍、でも重かった)
(第4回のシリカゲル系は → 掃除は楽ちん、でも踏むと痛かった)
問題を再確認しておくと、
サラの大量の輸液に伴う大量の尿を処理できる、
適切な猫砂を探すのが目的。
前回は吸収力の代表格シリカゲル系を試した。

踏むと痛いが、それ以外は合格点。
サラの大量の尿も吸収でき、
掃除は大きい方の回収だけ。
乾燥を促すために、日に数回ザクザク掻き混ぜるのが追加の手間だが
大きな問題ではない。
このシリカゲル系の砂は、再生ができるという話。
1回再生できて、新品と同じだけ使えれば、コスト半減。
これは、試してみるよりほかはない。
シリカゲル系の砂の交換の目安は、下記の3点だそうだ。
・全体に黄色い色がつく
・匂ってくる
・吸収しきれずプールができる
「シリカサンド」 の新品と、1週間使った後は、

言うまでもなく、右が使用後。
1週間、2人で集中して使ったからなぁ。
おうちには3つ音入れがあって、内1つで試験中。
他にいつもの音入れがあっても、
こんなになった試験中音入れだけを使用する。
このくらいはまだ短足ズにとっては使用できる範囲らしい。
※ これまでも、試験中の音入れが集中して使われる。
やっぱり、ザクザク砂を掻くのは楽しいらしい。
酷く見えるが、これでもまだ尿は吸収してる。
ただ、匂いが出てきたので交換時期だろう。
今回は、これを再生してみる。
今回も長文なので、結論だけ先に言うと、
なんとか再生は、できそう。
再生方法としては、以下の3つの方法があるそうだ。
1.加熱乾燥
2.熱湯掛け流し
3.紫外線漂白
シリカゲル系の砂が使えなくなる最大の要因は、
水分の自然乾燥が放尿頻度に追い付かなくなって、
吸収したままの水分が増えること。
ならば、強制的に乾燥すればいいか、と考えるのが、1.加熱乾燥。
コンロで乾煎りしたり、電子レンジ加熱したり。
今回は、紫外線による殺菌も期待出来て、
基本放ったらかしで、ぐ~たら好みの天日干しを選択。
で、実際に天日干ししてみると、
確かに重量が減って、乾燥が進むことがわかる。
が、色は黄色いまま。
この黄色は言うまでもなく尿由来。
紫外線で退色することを期待したが、
2日間の天日干しでは無理らしい。
シリカゲルというのは熱湯を掛けると
吸着してる物質を放出する、という話を見つけた。
猫砂も、2.熱湯掛け流しで再生できるという話も見つかる。
それなら、「シリカサンド」 の吸着した黄色い色素も抜けるのではないか。
そこで、2.熱湯掛け流しをトライ。
ただ、おうちには熱湯掛け流しができる設備がない。
なので、湯沸かし器の最高温度60度のお湯の掛け流しを実行。
いや~、臭う、臭う。
お湯も相当薄茶色。
でも、時々掻き混ぜながら小1時間も流してると
お湯はほぼ透明、臭いもほぼなし、のレベルまでになる。
※ お、60度の熱処理って低温殺菌じゃないか。
牛乳のような液体でも、殺菌条件は60度30分だ。
熱湯ならもっと綺麗になるかもしれないが、
60度のお湯ならこの程度か、と考えて掛け流し終了。
後は2日間天日干し。
完成品が、これ。

この再生品は、無事に短足ズに使ってもらってる。
これは、うれしい。
2.熱湯掛け流しで再生できることが確認できた。
写真では新品みたいに白く見えるけど、
粒々感アップというか、透明な面が出てるように見える。
日々のザクザクや再生時の掻き混ぜで、
砂同士がぶつかり、砕けて、
透明な面が見えるようになったものと考えられる。
砕けた砂の一部は細かい粒や粉になる。
これはこれで、短足ズが誤飲する危険性が高まるので問題だ。
というわけで、お湯のかけ流しで再生はできそうだが、
細かい粒や粉の問題が残る。
再生は、するにせよ1回にとどめるのがベストかな。
※ 3.紫外線漂白については、続きを読む、で。
「シリカサンド」 1袋では写真の通り1週間で限界。
でも、2袋で2週間もてば、
4袋で2週間もたなかったベントナイトより、
そもそもコスパは有利。
今回は再生方法に目途がついただけでも良しとするか。
※ 再生可能な砂には、シリカゲル系の他にゼオライト系がある。
でも、どうやら吸収力に難があって、システムトイレ用として使われている。
なので、今回はスルー。
再生品は、肉眼で見るとうっすら黄色い。
更に色を白くしようとするなら、3.紫外線漂白だろう。
紫外線殺菌灯で砂を照らすのだ。
ちなみに、同じように紫外線を照射する光源であるブラックライトは
色素(蛍光塗料)を壊さず光らせるのが目的なので
漂白には不向き。
有機物を破壊するのが目的の殺菌灯が適当だろう。
しかし、DNAを破壊して殺菌する殺菌灯は、
当然人体にも有害だし、プラスチックや繊維、木材にもダメージを与える。
つまり、紫外線が漏れたりして、当たってほしくないところに当たる、
そんなことが起こらない照射設備が必要なのだ。
簡単に設備を整えるなら、
ガラス水槽に水槽用の殺菌灯を装備するのがいいだろう。
水槽のガラスは殺菌用の紫外線を通さないし、
水槽は蓋ができるので、紫外線漏れを阻止できる。
しかし、猫砂を入れられるほどのガラス水槽となると、
お値段が ・・・
これはちょっと本末転倒。
2.熱湯掛け流しの改良の60度のお湯掛け流しで
多少の色は残っても再生できるなら、
そこで我慢すべきだろう。

(第1回の紙砂は → べちゃべちゃでNGだった)
(第2回の鉱物系は → 飛び散らニャいけどくちゃかった)
(第3回の鉱物系は → 消臭剤大活躍、でも重かった)
(第4回のシリカゲル系は → 掃除は楽ちん、でも踏むと痛かった)
問題を再確認しておくと、
サラの大量の輸液に伴う大量の尿を処理できる、
適切な猫砂を探すのが目的。
前回は吸収力の代表格シリカゲル系を試した。

踏むと痛いが、それ以外は合格点。
サラの大量の尿も吸収でき、
掃除は大きい方の回収だけ。
乾燥を促すために、日に数回ザクザク掻き混ぜるのが追加の手間だが
大きな問題ではない。
このシリカゲル系の砂は、再生ができるという話。
1回再生できて、新品と同じだけ使えれば、コスト半減。
これは、試してみるよりほかはない。
シリカゲル系の砂の交換の目安は、下記の3点だそうだ。
・全体に黄色い色がつく
・匂ってくる
・吸収しきれずプールができる
「シリカサンド」 の新品と、1週間使った後は、

言うまでもなく、右が使用後。
1週間、2人で集中して使ったからなぁ。
おうちには3つ音入れがあって、内1つで試験中。
他にいつもの音入れがあっても、
こんなになった試験中音入れだけを使用する。
このくらいはまだ短足ズにとっては使用できる範囲らしい。
※ これまでも、試験中の音入れが集中して使われる。
やっぱり、ザクザク砂を掻くのは楽しいらしい。
酷く見えるが、これでもまだ尿は吸収してる。
ただ、匂いが出てきたので交換時期だろう。
今回は、これを再生してみる。
今回も長文なので、結論だけ先に言うと、
なんとか再生は、できそう。
再生方法としては、以下の3つの方法があるそうだ。
1.加熱乾燥
2.熱湯掛け流し
3.紫外線漂白
シリカゲル系の砂が使えなくなる最大の要因は、
水分の自然乾燥が放尿頻度に追い付かなくなって、
吸収したままの水分が増えること。
ならば、強制的に乾燥すればいいか、と考えるのが、1.加熱乾燥。
コンロで乾煎りしたり、電子レンジ加熱したり。
今回は、紫外線による殺菌も期待出来て、
基本放ったらかしで、ぐ~たら好みの天日干しを選択。
で、実際に天日干ししてみると、
確かに重量が減って、乾燥が進むことがわかる。
が、色は黄色いまま。
この黄色は言うまでもなく尿由来。
紫外線で退色することを期待したが、
2日間の天日干しでは無理らしい。
シリカゲルというのは熱湯を掛けると
吸着してる物質を放出する、という話を見つけた。
猫砂も、2.熱湯掛け流しで再生できるという話も見つかる。
それなら、「シリカサンド」 の吸着した黄色い色素も抜けるのではないか。
そこで、2.熱湯掛け流しをトライ。
ただ、おうちには熱湯掛け流しができる設備がない。
なので、湯沸かし器の最高温度60度のお湯の掛け流しを実行。
いや~、臭う、臭う。
お湯も相当薄茶色。
でも、時々掻き混ぜながら小1時間も流してると
お湯はほぼ透明、臭いもほぼなし、のレベルまでになる。
※ お、60度の熱処理って低温殺菌じゃないか。
牛乳のような液体でも、殺菌条件は60度30分だ。
熱湯ならもっと綺麗になるかもしれないが、
60度のお湯ならこの程度か、と考えて掛け流し終了。
後は2日間天日干し。
完成品が、これ。

この再生品は、無事に短足ズに使ってもらってる。
これは、うれしい。
2.熱湯掛け流しで再生できることが確認できた。
写真では新品みたいに白く見えるけど、
粒々感アップというか、透明な面が出てるように見える。
日々のザクザクや再生時の掻き混ぜで、
砂同士がぶつかり、砕けて、
透明な面が見えるようになったものと考えられる。
砕けた砂の一部は細かい粒や粉になる。
これはこれで、短足ズが誤飲する危険性が高まるので問題だ。
というわけで、お湯のかけ流しで再生はできそうだが、
細かい粒や粉の問題が残る。
再生は、するにせよ1回にとどめるのがベストかな。
※ 3.紫外線漂白については、続きを読む、で。
「シリカサンド」 1袋では写真の通り1週間で限界。
でも、2袋で2週間もてば、
4袋で2週間もたなかったベントナイトより、
そもそもコスパは有利。
今回は再生方法に目途がついただけでも良しとするか。
※ 再生可能な砂には、シリカゲル系の他にゼオライト系がある。
でも、どうやら吸収力に難があって、システムトイレ用として使われている。
なので、今回はスルー。
再生品は、肉眼で見るとうっすら黄色い。
更に色を白くしようとするなら、3.紫外線漂白だろう。
紫外線殺菌灯で砂を照らすのだ。
ちなみに、同じように紫外線を照射する光源であるブラックライトは
色素(蛍光塗料)を壊さず光らせるのが目的なので
漂白には不向き。
有機物を破壊するのが目的の殺菌灯が適当だろう。
しかし、DNAを破壊して殺菌する殺菌灯は、
当然人体にも有害だし、プラスチックや繊維、木材にもダメージを与える。
つまり、紫外線が漏れたりして、当たってほしくないところに当たる、
そんなことが起こらない照射設備が必要なのだ。
簡単に設備を整えるなら、
ガラス水槽に水槽用の殺菌灯を装備するのがいいだろう。
水槽のガラスは殺菌用の紫外線を通さないし、
水槽は蓋ができるので、紫外線漏れを阻止できる。
しかし、猫砂を入れられるほどのガラス水槽となると、
お値段が ・・・
これはちょっと本末転倒。
2.熱湯掛け流しの改良の60度のお湯掛け流しで
多少の色は残っても再生できるなら、
そこで我慢すべきだろう。
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