まんちかん　はじめました

部屋にいるときから、シャワーの音にそわそわし、
浴室に連れて行こうとすると、大暴れ。
でも、思い切り噛みつく・爪を立てる、といった抗議はなく、
いまいち本気で逃げようとはしていない。
浴室に連れて行ったら、普通に、
濯ぎ　→　シャンプー　→　濯ぎ、というシンプルな工程で、シャンプー終了。
ドライヤーは本気で嫌がるし、怖がるので、タオルドライ。
ごしごし拭くわけにもいかないので、タオルで包んでは取り替えの繰り返し。
後は、サラのセルフグルーミングに任せる。


「よ～～っく　　おていれしなくちゃね」

一回濡れてしまうと、そこそこ大人しくなる、というか固まる。
時々、発作的に逃げ出そうとするが。
比較的楽な方ではないかと、比較対象を知らない
ネコ初心者の同居人は、思っている。
以前は大騒ぎしたんですけど・・、だから楽になったと思うのか


「しっぽのさきまで、ていねいね　っと」

同居人は、結構濯いだと思うのだが、
シャンプーの匂いって、結構残る。
かといって、ほとんど減らないシャンプーを、
すぐ買い替える決断もできない、貧乏性の同居人。


「ちょっと、なにみてんのよ ! 」

う～む、ビジュアル的には、なんか別の生き物だな。
ドライヤーを使わせてくれれば、
毛皮がふっくらするまでの時間は短縮できるのだが。
そうはさせてもらえないので、この段階で手伝えることは何もない。
貧相に見えるのも相まって、
シャンプーをしたことが、何か凄く悪いことをしたような気になる。

しょうがなく、手持無沙汰なので、カメラを向けているのだが、


「レディの湯上りを覗くなんて・・　　ピーピングトムは・・」

グルーミングに夢中かと思えば、カメラレンズに寄ってきた。


「こ～だ～っ !! 」

ぐわっ !!
すいません、シャンプーしたのも、その後カメラを向けたのも、
全て同居人が悪いんです～　m(_ _;m) 三 (m;_ _)m

って、　ちょっと待て。
同居人は、シャンプーのときは三助をしているわけだし、今更覗きと言われても、
それに、カメラに収めているのは毛皮姿で、いつもと同じじゃないか !
なんで、怒られなきゃいけない。

あ～、危うく覗き犯にされるところだった。
これだから、迷探偵は困ったもんだ。