七種競技 - 1日目
サラと遊ぶときのおもちゃは、もっぱらネコじゃらし。
一緒に遊んでいるという感じになりやすいと思っている。
でも、サラは一人遊びも得意である。
同居人はカメラを構えるだけで済むので、撮るのは楽。
ということで、同居人宅競技場における、
第1回にゃんず陸上競技大会の模様を、
動画も交えた、録画中継でお伝えします。
「しっかり、じゅんびうんどう しないとね」
実「女子七種競技にエントリーしている、サラ選手は、
同居人宅競技場をホームグラウンドとしているため、
好記録が望める、期待の新人であります。」

一緒に遊んでいるという感じになりやすいと思っている。
でも、サラは一人遊びも得意である。
同居人はカメラを構えるだけで済むので、撮るのは楽。
ということで、同居人宅競技場における、
第1回にゃんず陸上競技大会の模様を、
動画も交えた、録画中継でお伝えします。

「しっかり、じゅんびうんどう しないとね」
実「女子七種競技にエントリーしている、サラ選手は、
同居人宅競技場をホームグラウンドとしているため、
好記録が望める、期待の新人であります。」
実「七種競技は、1日目が 100 m ハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200 m 走、
2日目が、走り幅跳び、槍投げ、800 m 走、となっています。
本日は、1日目の模様をお送りいたします。」
「ちょうやくけいは、とくいしゅもくなの」
実「これは、第1種目のハードルですね。
軽やかに椅子の足ハードルを飛び越える、
サラ選手の調子はいかがでしょうか?」
解説「サラ選手は、もともと飛んで走っては得意ですからねぇ、
むしろ、椅子の足が低すぎて、スピードをロスしている気がします」
「えいや !! 」
実「これは、第2種目の走り高跳びですね。
青のタオル地のおもちゃがバー代わりのようです」
解「ちょっと、上体が突っ込み過ぎだと思いますが・・
えっ、失敗 ?」
実「サラ選手、高跳びで座椅子の背もたれをクリアーできなかったようです」
「こっちにしようかなぁ~」
実「次は第3種目の砲丸投げですが、どちらを使うのか、迷っているのですか」
解「通常、ネコは投擲系が苦手ですから、慎重になっているのでしょう」
「こっちにしようかなぁ~」
実「ずいぶん、時間がかかってますねぇ」
解「あまり神経質になっても、いいことはないんですが・・」
「よしっ、きょうは こっち」
実「サラ選手、ようやくサークルへ、
さぁ、注目の第1投 !」
「えい ! って、ネコにものがなげられるわけないじゃない」
実「え !? ・・これだけ ?」
解「ボールを両肩より前に構えて、押し出す、
確かに砲丸投げの投法に則っているので、ファールではないようですが、
さすがに記録の方は、芳しくないですね。」
実「本日最後の競技 200 m 走は、動画が用意できたようです」
解「これで、砲丸投げの失点を挽回できるといいのですが・・」
実「入場から、スタートポジションへ入り・・」
実「? ちょっと、走る距離が短くないですか ?」
解「ケージの長い方の辺ですから、確かに少し短いですね。
でも、走り終わった後のあくび、軽いクールダウンと、身繕い、
上を見上げてスタンドの観客に答えるところなんかは、
明日への自身の表れではないでしょうか」
実「それに、サラ選手がこころなしか小さいような・・」
解「きっと、サラ選手の速度が早いため、
相対性理論の効果で、サラ選手の時間がゆっくり進んだのでしょう ※1」
実「そうですか・・・ それでは、明日の競技2日目に期待しましょう。」
※1 この解説者は間違ってます。
時間がゆっくり進んでも、若返るわけではありません(同居人)
2日目が、走り幅跳び、槍投げ、800 m 走、となっています。
本日は、1日目の模様をお送りいたします。」

「ちょうやくけいは、とくいしゅもくなの」
実「これは、第1種目のハードルですね。
軽やかに椅子の足ハードルを飛び越える、
サラ選手の調子はいかがでしょうか?」
解説「サラ選手は、もともと飛んで走っては得意ですからねぇ、
むしろ、椅子の足が低すぎて、スピードをロスしている気がします」

「えいや !! 」
実「これは、第2種目の走り高跳びですね。
青のタオル地のおもちゃがバー代わりのようです」
解「ちょっと、上体が突っ込み過ぎだと思いますが・・
えっ、失敗 ?」
実「サラ選手、高跳びで座椅子の背もたれをクリアーできなかったようです」

「こっちにしようかなぁ~」
実「次は第3種目の砲丸投げですが、どちらを使うのか、迷っているのですか」
解「通常、ネコは投擲系が苦手ですから、慎重になっているのでしょう」

「こっちにしようかなぁ~」
実「ずいぶん、時間がかかってますねぇ」
解「あまり神経質になっても、いいことはないんですが・・」

「よしっ、きょうは こっち」
実「サラ選手、ようやくサークルへ、
さぁ、注目の第1投 !」

「えい ! って、ネコにものがなげられるわけないじゃない」
実「え !? ・・これだけ ?」
解「ボールを両肩より前に構えて、押し出す、
確かに砲丸投げの投法に則っているので、ファールではないようですが、
さすがに記録の方は、芳しくないですね。」
実「本日最後の競技 200 m 走は、動画が用意できたようです」
解「これで、砲丸投げの失点を挽回できるといいのですが・・」
実「入場から、スタートポジションへ入り・・」
実「? ちょっと、走る距離が短くないですか ?」
解「ケージの長い方の辺ですから、確かに少し短いですね。
でも、走り終わった後のあくび、軽いクールダウンと、身繕い、
上を見上げてスタンドの観客に答えるところなんかは、
明日への自身の表れではないでしょうか」
実「それに、サラ選手がこころなしか小さいような・・」
解「きっと、サラ選手の速度が早いため、
相対性理論の効果で、サラ選手の時間がゆっくり進んだのでしょう ※1」
実「そうですか・・・ それでは、明日の競技2日目に期待しましょう。」
※1 この解説者は間違ってます。
時間がゆっくり進んでも、若返るわけではありません(同居人)
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