しらを切る
小劇場 「事情聴取」
お父さん刑事 「自分が当日の、22:27頃」
「現場を通りがかっているのは、わかっとるんや」
「さ、正直に、お父さんに話してみんか? な」

サラ 「いったい なんのことかしら」
お刑事 「ほぅ~、しらを切るんか」
「ならな、これを見てみぃ」

お刑事 「防犯カメラに、し~っかり、自分が写っとるで」
「この三毛柄、自分の頭やろ」
「な、お父さんに早よしゃべれや」

サ 「よくいる みけじゃないの」
お刑事 「ほぉぅ~、自分はま~だしらを切るんか」
「ならしゃ~ないな」
「これ、見ぃ」

お刑事 「ほら、酔っぱらって管巻いとる自分や」
「人相変わっとるで」
「お父さんも、これだけは出しとうなかった」
「でもな、しゃべらんと、これが裁判員に証拠として見られるんやで」
「な、素直になり~」

サ 「な・な・な なんのことだか しっ」
「し・しっ しらないわよ」
お刑事 「自分、汗かいとるで」
「お父さんなら、悪いようにはし~ひん」
「さ、認め~や、な」
サ 「すいません、わたし みました」
お刑事 「お~~、よ~やく素直んなってくれたか」
「さ~、かつ丼食べ~」
「そしたら、そこで見たこと、全部しゃべってもらうで」
こうして、お父さん刑事の巧みな、恫喝まがいの事情聴取により、
事件の重要な目撃証言が得られた ・・・
なお、今回の証言者は
職場のストレスをヤケ酒で発散した、通りがかりのOL。
一人酒の酔っ払いだったのが恥ずかしくて、
証言を拒んでいたのである。
不運やな~
※ 劇中の 「自分」 は、関西弁の二人称である。
複数に対する 「君ら」「お前ら」 には、「自分ら」 が対応する。
いつまでたっても慣れない関西弁の1つである。

お父さん刑事 「自分が当日の、22:27頃」
「現場を通りがかっているのは、わかっとるんや」
「さ、正直に、お父さんに話してみんか? な」

サラ 「いったい なんのことかしら」
お刑事 「ほぅ~、しらを切るんか」
「ならな、これを見てみぃ」

お刑事 「防犯カメラに、し~っかり、自分が写っとるで」
「この三毛柄、自分の頭やろ」
「な、お父さんに早よしゃべれや」

サ 「よくいる みけじゃないの」
お刑事 「ほぉぅ~、自分はま~だしらを切るんか」
「ならしゃ~ないな」
「これ、見ぃ」

お刑事 「ほら、酔っぱらって管巻いとる自分や」
「人相変わっとるで」
「お父さんも、これだけは出しとうなかった」
「でもな、しゃべらんと、これが裁判員に証拠として見られるんやで」
「な、素直になり~」

サ 「な・な・な なんのことだか しっ」
「し・しっ しらないわよ」
お刑事 「自分、汗かいとるで」
「お父さんなら、悪いようにはし~ひん」
「さ、認め~や、な」
サ 「すいません、わたし みました」
お刑事 「お~~、よ~やく素直んなってくれたか」
「さ~、かつ丼食べ~」
「そしたら、そこで見たこと、全部しゃべってもらうで」
こうして、お父さん刑事の巧みな、恫喝まがいの事情聴取により、
事件の重要な目撃証言が得られた ・・・
なお、今回の証言者は
職場のストレスをヤケ酒で発散した、通りがかりのOL。
一人酒の酔っ払いだったのが恥ずかしくて、
証言を拒んでいたのである。
不運やな~
※ 劇中の 「自分」 は、関西弁の二人称である。
複数に対する 「君ら」「お前ら」 には、「自分ら」 が対応する。
いつまでたっても慣れない関西弁の1つである。
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